コロナ禍でも不動産売却が高まる理由②
2022年08月04日
コロナ禍でも不動産売却が高まる理由②
新築マンションの販売が低迷
理由の1つ目を読んで、こう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「物件の購入を検討している方は、新築も見ているはずだよね?」
はい、もちろん、仲介で中古を探しながら、新築物件を候補にしている方もいらっしゃいます。
弊社のお客さまにもいらっしゃいます。
ですが、それでも中古住宅が売り時と言えるこの根拠はこちらを見てください。
”不動産経済研究所が2月24日に発表した2020年の全国の新築マンション発売戸数は前年比15.2%減の9,907戸となり、コロナ禍によって1976年(4万9,955戸)以来44年ぶりとなる低水準でした。”
参考:全国マンション市場動向|(株)不動産経済研究所
販売が低調だった理由の一つとして、販売が低迷した理由の一つに、新型コロナウイルスの影響を受けて販売を一時停止していたことも少なからずありますが、そのほかに考えられる要因があります。
・探していた物件の条件が新築よりも中古の方が良かった
・新築は中古よりも高い
・売却のする時のことを考えると、中古になるだけで値段が下がるリスクがある
新築マンションといえども、入居した瞬間に、それは中古マンションとなります。
新築マンション分譲時には当然、建築会社の利益が加算され販売されています。
先行き不透明な現在の状況で、将来の売却を考えた時に、それをリスクと考えた方もいるでしょう。
また、昨今の建築費高騰の影響を受けて、新築マンションの販売価格が高騰しています。
新築の値段に手は出せないけど、手ごろでいい値段の中古を探すという金銭面も関与しているのではないでしょうか。
新築よりも中古物件の購入を検討している方が多いことが、今が売り時である2つめの要因でした。