円安が不動産に与える不動産投資への影響

2026年03月23日

物価や金利、株価や為替など、世界経済はあらゆる相場変動が相互に影響していて、不動産投資も影響を受けます。

 

一見関係なく思える円相場も、国内の不動産価格に少なからず影響を与えているのです。

 

円安が進行している現在、国内の投資先として注目が集まっているのが不動産です。

 

今回は「円安だと有利」となる理由や、不動産投資の有効性を詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

 

||国内投資の方が有利な円安||

 

円安が進行するとき、国内投資の方が有利と言われています。

 

通貨価値が下がった円での海外投資は、得られる資産が目減りするためです。

 

円安で国内投資が有利になる理由を、2つの視点で詳しく解説します。

 

 

 

購入できる海外資産が少なくなる

 

円安が進行すると、同じ金額の海外資産を購入するのに必要な日本円が多くなってしまいます。

 

例えば、1000ドル分の海外資産を購入する場合、1ドル100円の時は10万円で購入できますが、1ドル150円の際は15万円が必要です。

 

そして円安時に海外投資をする際は、投資先の値上がり幅を見極めつつ為替相場の判断も必要となり、リスクの高い投資になりやすいです。

 

少しでもリスクを抑えるなら、国内投資の方が良いでしょう。

 

 

 

海外資産が国内に流入する

 

円安になると海外からみた日本市場は、日本人の海外投資とは逆になります。

 

つまり逆に割安となります。

 

1,000万円の国内資産に投資する場合、1ドル100円では10万ドル必要ですが、1ドル150円であれば66,000ドル程度しかかかりません。

 

割安感から海外の投資家が日本の資産を購入するようになれば、需給バランスが変動して国内相場が好調になります。

 

結果的に、日本人も国内相場に投資すると利益を得られるようになります。

 

 

 

 

||円安で国内不動産が好調になる理由||

 

2つの理由をみていきます。

 

 

 

安定している不動産に資金が流れやすい

 

円安下で不動産投資が好調になる理由の1つとして、現物資産で価値が比較的安定しているためです。

 

輸入国の日本は、円安になると経済成長とは連動しないインフレ、つまりスタグフレーションになりやすいです。

 

経済が不安定になると、価値が変動する流動資産よりも、不動産のような現物資産に資金が流れやすいのです。

 

不動産価格は、株式投資ほど大きく変動しません。

 

不安定な経済状況の中、できるだけ安定した資産運用をしたいという需要からも注目が集まっています。

 

 

 

外国人が日本の不動産を購入

 

外国人が積極的に日本の不動産を購入していることも、不動産相場が上昇している理由です。

 

特に、人気の観光地や都市部では、インバウンド需要による今後への期待感から外国人の人気を集めています。

 

また、日本ではゼロ金利政策が続いていることも海外投資家の関心を集めている理由です。

 

金利の安い円建てで資金調達をする円キャリートレードにより、大きな投資効果が生まれます。

 

 

 

 

||インフレ下だからこそ不動産投資をすすめる理由||

 

不動産投資はインフレになると注目される資産形成方法の一つです。

 

 

 

家賃は物価水準を反映

 

家賃も物価に連動して上昇します。資産物件の利回りが物価とともに上昇するため、相対的にインフレの影響を受けにくくなります。

 

インフレ下で不動産投資をおすすめする大きな理由です。

 

 

 

長期的な視点での資産形成

 

不動産投資がインフレに強い理由は、短期的な値動きを狙った投資ではなく、長期的な運用に向いているためです。

 

変化が激しく将来の予測が困難な現代では、不動産をはじめとする現物資産が有利とされています。

 

株式投資先の会社が10年後に例えば倒産してしまった場合、投資していた資産は無価値になりかねませんが、不動産を保有していれば、経済状況がどう変化しても現物資産として残ります。

 

 

 

インフレ下では現金の価値は相対的に下がる

 

現金の価値が相対的に下がることも、インフレで不動産投資をおすすめする理由の一つです。

 

100円で購入できていたお菓子が200円に値上がりすると、同じ100円では半分しか購入できません。

 

ですが現物資産の不動産は、築年数による下落を無視すれば価値は変わりません。

 

 

 

いかがでしたか。

 

円安での投資先は不動産をおすすめする理由をお伝えしました。

 

さらに円安により日本経済も徐々にインフレ傾向に進みつつある点も、不動産投資をおすすめする理由です。

 

物価に連動して利回りが上昇するうえ、借入時以上にインフレが進めば相対的にローンの負担は目減りします。

 

ただし投資には例外なく一定のリスクがあります。

 

不動産投資であっても世界経済の動向には注意が必要です。

 

リスクを判断したうえで、着実な資産形成をおこなっていきましょう。