リバースモーゲージ型住宅ローンとは?

2025年07月19日

||リバースモーゲージ型住宅ローンとは||

 

リバースモーゲージ型住宅ローンは、リバースモーゲージをベースに利便性を広げた商品で、金融機関ごとに50歳以上・55歳以上・60歳以上と条件が異なります。

 

老後資金だけでなく、住み替え資金としても利用でき、生存中は利息のみ支払い、死亡後に元金返済という仕組みが特徴です。

 

 

||リバースモーゲージ型住宅ローンのメリット・デメリット||

 

 

メリット
・死亡時に売却で清算すれば良いため生活資金にゆとりが出ます。


・リコース型・ノンリコース型を選べる(相続人の債務負担の有無)

一般的にノンリコース型のほうが金利は高めです。生存中の利息負担は、ノンリコース型のほうがリコース型よりも高くなる傾向がありますが、相続人のことを考えるとノンリコース型は選択肢の一つと言えます。

 

 デメリット

「相続人への負担が気になる」という人が多いです。

 

担保となる物件の価値が下がれば、自宅を売却しても返済しきれないリスクもあり、その場合には相続人が残りの債務を返済しなければなりません。

 

 

 

 

||6つの注意点||

 

下記の6つの点にも注意が必要です。

 

1.物件エリアに制限がある
2.変動金利で返済額が変動するリスク
3.団信加入不可
4.不動産価値下落時の返済リスク
5.契約期限による生存中の一括返済リスク
6.マンションは利用が難しいケースが多い

 

特に、4の途中返済リスクと5の契約期限には注意が必要です。土地評価額が主な担保となるため、マンションでは利用できない場合もあります。

 

途中返済リスクについては、金融機関にもよりますが、多くの場合、貸付限度額は担保評価額の50~60%と低めに設定されており、数年ごとに評価の見直しが行われます。

 

それにあわせて貸付限度額の見直しも行われますが、このとき万が一、それまでの借入額が貸付限度額を上回ることになれば、上回った分あるいは残高すべての返済が必要です。

 

こういったリスクを最小限に抑えるためには、あらかじめ限度額上限まで借入れしないよう注意しましょう。

 

 

5の契約期限については、リバースモーゲージ型住宅ローンのなかには、長期返済のリスクを抑えるために、契約期限が設けられたローンもあるためです。

 

本来、リバースモーゲージ型住宅ローンは契約者が亡くなったあとに、不動産の売却代金で元金を返済する仕組みです。

 

しかし、契約期限が設けられていると、契約者の生存中に、元金と利息を一括で返済しなければならない可能性があります。

 

そのようなリスクを回避するには、契約終了日が「契約者が亡くなった日」に設定されているローンを選ぶと、生存中に一括返済せずに済みます。

 

 

下記のような人におすすめです。

 

・老後資金に不安がある人
・資産を温存し備えたい人
・相続人がいない人、自宅を残さず生活重視の人
・住宅ローン残債が重い人(借換えに活用可能)
・老人ホーム入居資金を確保したい人

 

 

老人ホーム入居金や住宅ローンの借換え、老後生活資金など、幅広い用途で活用できます。

 

ぜひ自身に合った制度を選びましょう。