家を購入する良きタイミングは?

2023年10月06日

マイホームの購入は人生の一大イベントです。いつかは一戸建て住宅を購入したい、建てたいと思っていても、どのタイミングで購入するのがベストなのかが分からない方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、家を買うタイミングや失敗しないためのポイントをご紹介します。住宅購入を検討されている方はぜひ読んでみてください。

 

 

||家を購入するタイミングはいつか||

 

よく言われるのは自身の年齢や子どもが生まれたことなどを住宅購入のタイミングだと考えている方も多いですが、どれかひとつだけを見て判断するのはお勧めできません。

住宅購入の際は、ライフイベントだけでなく、年齢等のほかに住宅ローンを組む場合は、世帯年収・金利情勢など、様々な点を総合的に判断することがポイントになります。

 

まずはそれぞれの項目ごとにおすすめのタイミングを見ていきましょう。

 

 

1.ライフイベント

最も多いのが、ライフステージが変わるときです。

 

 

結婚

最も多いのが結婚を機に家を購入するケースです。新居での幸せな生活をイメージし、家を購入する方も多いです。また、将来的に家族が増えることを見越して、家を買う方も多いでしょう。

 

年代的には特に20代〜30代のカップルです。夫婦で初めて生活する空間を好きなように決められるだけでなく、早い段階から収入を家賃に使わずに自己の資産として使えることも魅力です。

 

もしも共働きであれば住宅ローンの債務者に万が一何かあったとき、資産面の不安を抑える事ができたり、夫婦共同でローンを組むこともできます。お互いに働くことで、購入可能な家の選択肢を広げられるでしょう。

 

 

子どもの誕生

子育て世帯の半数以上が、子どもの誕生前後に家を購入していることがアンケートで分かりました。より良い環境で子育てをしたいと考えて持ち家を購入する方も多いです。そのようなケースでは、学校・病院・公園・スーパーなどの周辺施設が充実しているか、大きくなった時に通学しやすいかなどを重視して家の購入を決めることが多いです。

 

 

親との同居

高齢化が進み、親の見守りや介護などを目的に同居するケースも増加しています。もともと暮らしていた賃貸マンションなどで同居することもありますが、

家族と生活するには手狭に感じたり、またバリアフリーでない場合も多いために、暮らしやすいように工夫をした家を購入するケースもあります。

 

 

老後に向けて

子供が自立をし、定年退職後のことを考えるようになる40〜50代の方に多いです。

また、子どものいる世帯だけではなく、一人暮らしの方であっても、将来を見据えて、賃貸ではなく資産を持ちたいと思われる方も多いのです。

ですが、この年代の方は住宅ローンを組みにくい可能性もあります。詳しくは次に記述します。

 

 

 

2.年齢

国土交通省による「住宅市場動向調査」では、初めて注文住宅や分譲マンションを購入したタイミングで最も多い年代は30代と出ています。(2021年調べ)

また、中古戸建てをを初めて購入する方の平均年齢は43.2歳、中古マンションは43.6歳です。2回目の住宅購入は40〜50代だそうです。

住宅を購入する際は、一般的には住宅ローンを組む方がほとんです。銀行により異なりますが、だいたいは75-80歳までに完済することになるケースがほとんどです。そして住宅ローンを借り入れの多くは最長で35年ですので、月々の負担を考慮すると45歳までに家を購入するのが良いということです。

遅めの年齢で住宅ローンを組む場合は借入期間が短くなるため、毎月の返済が大きくなるというデメリットがあります。年齢的にはできるだけ早めの方が良いでしょう。

 

 

3.世帯年収

「住宅市場動向調査」によると注文住宅を初めて購入する際の世帯年収の平均が733万円だそうです。この世帯年収はあくまでも全国平均で、東京、名古屋、大阪の都市圏においては816万円です。

これらの都市圏でなぜ初回購入時の平均世帯年収が高くなるのかというと、例えば東京都を例に挙げると、地価が上昇し続けているため住宅の販売価格も上がっています。

そのため注文住宅を購入する際の世帯年収も他の地域と比べてより高いのです。ですが、これだけの世帯年収がなければ購入ができないわけではありません。

注文住宅よりはコスト的に求めやすい新築建売住宅や中古住宅という選択肢もあります。

 

 

4.家族構成

こちらも「住宅市場動向調査」によると、注文住宅を購入した世帯の平均居住人数は3.3人。分譲戸建て住宅は3.6人、分譲マンションは2.7人です。

家族構成の変化も、住宅購入の大きなきっかけになるでしょう。

タイミングとしては子どもが生まれた時、親と同居をする時、子供が独立した時などです。それぞれ、必要な家も異なってくるでしょう。どのような暮らしを送っていくのか、どのような設備が必要なのかを考えた上で家づくりをしていくことが大切です。

 

 

5.国際情勢など

実は家を購入するタイミングでも意外と大切なポイントです。

例えばオリンピックのような世界的に大きなイベントがある場合は、主要施設が建設されてインフラの整備が進み、不動産の価値が上昇傾向になります。イベントの開催後には、景気が後退して家の価格が一時的に値下がりしたりもします。

また近年では新型コロナウイルスの影響やロシアとウクライナの戦争などで顕在は設備機器の納期遅延、価格上昇などに影響を受けています。

世の中の情勢によって、住宅価格が上昇することがあるため、動向を見ることが重要です。

 

 

6.金利や税制改正

住宅ローンを組む方にとって大きなポイントになるのが金利です。近年は低金利が続いています。変動金利は特に低い金利で推移していますが、金利タイプを全期間固定金利にしておくと、金利が上昇しても今の低金利のまま住宅ローンを返済できます。変動金利と固定金利の違いを理解してご自身に合う金利を選択しましょう。

 

 

 

 

||家の購入で失敗しないために||

 

「家の購入で失敗してしまった」というような事態を防ぐためにはどのようなことに注意したら良いのでしょうか。最低限知っておきたいポイントを押さえましょう。

 

 

 

客観的な視点

上記にご紹介した住宅購入のタイミングを参考に、本当に今家を買うべきなのかを客観的に見ることが大切です。家の購入を検討し始めると、冷静に考えられなくなってしまうことがあります。今後にかかるコストを考えると、家を購入しない方が良い場合や、新築ではなく中古が良いケースがあります。

ご家族ともよく相談した上で計画していきましょう。

 

 

予算を明確にする

希望を全て満たす家を作るには、高額になり予算を大きく上回ることもあります。希望条件には優先順位をつけることが大切です。住宅を購入する際は、土地や家の費用以外にも様々な費用がかかるため、そのあたりも考慮しておきましょう。

 

 

自身にあった住宅ローンを選ぶ

住宅ローンの借入先や金利には、様々なものがあります。そして何を選択するかにより、もちろん返済額も変わります。

住宅ローンを選ぶ際は、諸費用を含めた総返済額や団体信用生命保険の保障内容のほかにも付帯サービスや金利上昇リスクなどにも目を向けましょう。

ですがこれらを全てご自身で調べて住宅ローンを選択するのはかなり難しいです。ご自身にあった住宅ローンを選ぶためにも、まずは一度は住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナー等の専門家に相談してみるのが良いでしょう。

 

 

 

ベストなタイミングを見つけて、より良いマイホームを手に入れてください。